時空を越え、平安の都に連れていかれた現代の中学生が、救世主として人と鬼との対立に巻き込まれる。高田崇史の同名小説をアニメ化した伝奇ファンタジー・アクション。
制作はスタジオぴえろ!監督は「スプリガン」の川ア博嗣!物語の鍵となる“オロチ”のコンセプトデザインに「AKIRA」の大友克洋!キャラクターデザインは『NARUTO-ナルト-』西尾鉄也!
ポスターを見て、映画を見る前からだいぶ期待値上昇、スッタフを見て面白くなくなるわけがないと思いくいつきました。
睨んだ通り、やっぱり面白かった…見終わった後すごく爽やかな気分になる作品でした。京都や歴史好きの方にはたまらない話だと思います。
ざっくりとしたストーリーとしては「大江山の鬼退治」をベースに構成されている感じ。まだ見てない方は大江山の鬼退治のことを知っていると尚たのしめるかもしれません。
というわけで、当サイトではまだ見てない人がより楽しめるように、映画を見た人がもう「一回見ちゃうぞ」と思えるように、原作読んだ人が「アニメも見てみようかな…」と思えるように映画「鬼神伝」と、「大江山の鬼退治」について解説しています。
映画「鬼神伝」概要
1200年の時を越え、人と鬼との対立に巻き込まれた現代の少年の冒険が繰り広げられる伝奇ファンタジー・アニメ。
高田崇史の同名小説をアニメ化。制作は「NARUTO‐ナルト‐」シリーズを世界的にヒットさせているスタジオぴえろとスピード感あふれるアクションで定評のある監督・川ア博嗣。劇中重要な役割を果たす幻獣・オロチのコンセプトデザインを、大友克洋が手がけます。
声優は「漫才ギャング」の石原さとみと「日輪の遺産」の中村獅童の参加が話題になりました。
あー芸能人声優…?
と思われるかもしれませんが、(石原さとみは置いといて)中村獅童凄いです!
何だったらそこいらの下手っぴな声優より上手いかもしれない…
原作に倣い歴史ファンタジーとアドベンチャーを織り交ぜた長編アニメーション映画として制作され、2011年4月29日に東北地方を除く全国で公開された。SPEJがアニプレックスへの事業譲渡以来初めて製作を手がけたアニメーション映画。
監督の川崎博嗣はフリーのアニメーターで、『スプリガン』『劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ』に次いで3作目の監督作となる。なお、本作のオロチコンセプトデザインとして大友克洋が参画しているが、川崎は「AKIRA」の作画、「MEMORIES#最臭兵器」「スプリガン」のキャラクターデザイン・監督を経験しており、大友作品との関係を有している。
原作者が殆ど製作に口出さずにスタッフ側へ委ねたため、スタッフ側の脚色により原作とはストーリーやキャラクター設定が大きく異なる点が多く、純が善悪の判断に苦悩し、勇気ある決意をして成長していく姿を軸に描かれている。テレビ東京の「鬼神伝 特集」によれば構想7年、活字倶楽部2011年春号の特集記事によれば、2004年の原作刊行時から目に付けていたとのこと。
当初は2010年10月9日公開予定であったが、同年9月に2011年春への公開延期がSPEから発表され、2011年ゴールデンウィーク公開へと至った。本作の公式ウェブサイトでは東北大震災以降、コンセプトアートに「がんばろう 日本」の毛筆メッセージを載せた画像の表示後に本来のトップページとメニューが表示されるようになった。
主要キャスティングは監督の意向で決められた。なお、初日舞台挨拶や宣伝に主演の小野賢章は一切出演しなかった。 映画観客動員ランキング(興行通信社)は大作に押され初登場第12位であり、トップ10圏外であった。
東北地方ではフォーラムシネマが上映館となるが、2011年7月2日から青森・八戸でそれぞれ1週間公開され公開を終了した。また、2010年5月27日に閉館した池袋テアトルダイヤでの新作最終上映作品(かつ関東地区での最終上映)となった。 公式サイトでの更新がおろそかであり、いまだに絶賛上映中と表記されたままである。 劇場公開作品にしては珍しく、サウンドトラックがいまだに発売されていない。
| タイトル | 鬼神伝 おにがみでん |
|---|---|
| 原作 | 高田崇史「鬼神伝」(講談社刊) |
| 監督 | 川崎博嗣 |
| 脚本 | 荒川稔久、川崎博嗣 |
| 絵コンテ | 川ア博嗣、佐々木守、小原秀一 |
| キャラクターデザイン | 西尾鉄也 |
| オロチコンセプトデザイン | 大友克洋 |
| 出演者 | 小野賢章、他 |
| 演出 | 古川順康 |
| 音楽 | 宇崎竜童 |
| 演奏 | 續☆竜童組 |
| 太鼓 | 林英哲 |
| 主題歌 | 福原美穂『STARLIGHT』 |
| 製作会社 | スタジオぴえろ(「鬼神伝」製作委員会) |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本) |
| 公開 | 2011年4月29日 |
| 上映時間 | 98分 |
| 製作国 | 日本 |
映画の物語
中学生・天童純(声:小野賢章)は、父親を7年前に亡くし、京都で母親と2人暮らしをしている。ある日、純は学校帰りに、突然現れた謎の魔物に追いかけら れる。純は古寺に迷い込み、僧侶・源雲(中村獅童)に助けられる。しかし純は、そのまま時空を超えて、平安の都に連れて行かれる。平安の世界で純は貴族か ら、“鬼”と呼ばれる者たちが様々な妖術で自然を操り、都の安寧を脅かしているという話を聞く。その戦いに終止符を打つためには、封印されたオロチを目覚 めさせる伝説の選ばれし救いの御子が必要であり、それが純だと告げられる。貴族たちが戸惑う純に救いを求めるなか、純の素性に疑いを抱く者がいた。“鬼” に両親を殺された若き武将・頼光である。決断を迫られた純の前に、“鬼”一族の少女・水葉(石原さとみ)が現われる。水葉は、“鬼”は自然との共存を願う 人間であり、邪悪なものではないと純に告げる。何が正しいのか、自分が守るべきは何なのか、答えが出せないまま、純は決戦の日を迎える。
キャスト
| 役名 | 声 |
|---|---|
| 天童純 | 小野賢章 |
| 水葉 | 石原さとみ |
| 源雲 | 中村獅童(特別出演) |
| 源頼光 | 近藤隆 |
| 渡辺綱 | 森久保祥太郎 |
| 金太 | 伊藤健太郎 |
| 碓井貞光 | 加瀬康之 |
| 卜部季武 | 小森創介 |
| 木神 | 咲野俊介 |
| 火神 | 東條加那子 |
| 天邪鬼 | 相ヶ瀬龍史 |
| 多治比麻呂 | 野島昭生 |
| 海神 | 塚田正昭 |
| 山神 | 三宅健太 |
| 土神 | 逢坂力 |
| 頭領 | 西川幾雄 |
| 指揮官 | 宝亀克寿 |
| 武官 | 勝杏里、徳本恭敏、増川洋一、高橋英則、菊本平、岩崎了 |
| 天童美咲 | 八十川真由野 |
| 天童功(幼少期) | 田村睦心 |
| ガキ大将 | 奈良徹 |
| 小学生の母親 | 安達まり |
| 小学生 | 牧口真幸 |
| 女子高生 | 巴奎依、森本望美、山田美緒 |
| 町民 | 高田崇史、辻村深月、中村貴子 |